事務所ブログ

2014.01.27更新

 


【いざというときに困らない相続と遺言の基礎知識】


私ごとで恐縮ですが、来る2月20日(木)、
とある講演会で講師を務めることになりました。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/003/003930.html

 この講演会は、板橋区の消費者センター主催のもので、
『区民のくらしに役立つ講座』をテーマに、
定期的に開催しているそうなのですが、
「今回は、”相続”に関する講座を!」ということで、
その講師の依頼が、東京司法書士会の板橋支部を通じてありました。

「具体的な内容は、すべてお任せしますので、
最近、特に関心が高い“相続”や“遺言書”について、
事例を挙げて色々とお話し頂ければ」とのこと。

「是非!」と言って頂ければ、
頑張るしかありません(笑)


で、先日の1月20日(月)、
この講演会の受講の受付が、朝9時から開始だったのですが…。
なんとですね…(^_^;)

「9時から電話が鳴りっぱなしで、
ほんの1時間で定員の40名が埋まってしまいました!」
と驚きのご報告がっ(゜o゜)

嬉しいような、困ってしまうような…。
だって、満員の会場の壇上に立つなんて、
想像するだけで緊張しますもん…(^_^;)


ちなみに、この講演会の日「2月20日」は、
いくつかの提案日の中から、こちらで指定させて頂きました。

さて、何の日でしょう?

はい。
実は、なんとですね!?
あの「長嶋茂雄、アントニオ猪木、志村けん」の誕生日なのです!!

この御三方、それぞれ、昭和11年、18年、25年の、
まさに「2月20日」に、お生まれになったというのです!!

「元気ですかっー!!」
いや、スゴくないですかっー!?
この顔ぶれっヽ(^。^)ノ

ボクは、このことを知った時から、
この日には、何かあるのではないか?と、
見えない力が働いているのでは!?と、
いまだに思い込んでいるのです(笑)

ちなみに、ちなみに、
THE BLUE HEARTSの真島昌利(マーシー)と、
ニルヴァーナのカート・コバーンもこの日が誕生日なのですが…。
すみません。
キリがありませんね…(^^♪


それでは、
いざというときに困らないためにも(^_^;)、
事前準備をしっかり整えて、当日に臨もうと思います。

この度の講演会は、申込み順ということでしたので、
申込みが間に合わなかった方もいらっしゃったかと思いますが、
是非是非、また別の機会でお会いできれば幸いです。

良き講演会、実りあるセミナーになりますよう、
当日は、お越し頂いた40名(+1人←ボク)の、
全員で頑張るつもりですので、参加者の皆さま、
ご協力の程よろしくお願い致します(^^)v


みんなで、がんばろう!!
いたばしー!



投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2011.10.07更新

先日の土曜日の午後、

 

ご依頼を受けた相続登記の戸籍謄本をチェックしていると、

 

事務所の電話が鳴りました。


 

「お休みのところ申し訳ありません。


初めてお電話するんですけど…。」



「あっ、はい。


こちらこそ、初めまして。


休みではありませんので、どうぞご安心ください(笑)」



「ありがとうございます。ところで…。


そちらの事務所では、相続登記はやってらっしゃいますか?」


「はいはい。


もちろんやっておりますよ。」



「はぁ~、そうですかぁ…。」


「(ん?何だか元気が無さそう…。)何かお悩みですかぁ?」



「あっ、いえ…。


突然のお電話で失礼とは思いますが、


実は、昨年に主人が亡ったんです。


で、その主人名義のマンションを、


私の名義に書き換えたいのですが、


どのくらい必要でしょうか…?」


「どのくらい?というのは、お金のことでしょうか?」



「はい。恥ずかしながら、お金のことなんですが…。」


「恥ずかしくなんかないですよ。


皆さん、気にされることですから。


私だって、買い物をするときには、値札を見てから買いますもん(笑)」



「ただですね…。


マンションの名義を書き換えるためには、


実費として登録免許税という“税金”が必要になるんですね。」



「この税金は、ご自身で手続きをされても必要になるものなのですが、


その税金がいくらになるかは、マンションの価値によって異なります。」



「ですから、マンションの価値が分からないと、


一口に“いくらですよ!”とご提示することが難しいんです。


ちなみに、おおよそのマンションの価値ってお分かりになります?」



「いえ、価値なんて…。


とても古いマンションですから…。」



「そうですねぇ…。そうしたらですね。


仮に、仮にですが、そのマンションの価値が1,000万円!だとしましょうか。」



「えぇ…。その位でしょうか…。」


「そう仮定すると、手続きに必要な税金は、4万円です!


で、もし、そのお手続きをご依頼頂くとなると、


その税金にプラスして、手数料、いわゆる“報酬”を頂戴することになります。



「えぇ。面倒なことをお願いするんですから、


実費以外に、支払いが必要なのは分かるんです。


で、その報酬というのは、いくら位でしょうか?」



「はい。頂戴する報酬の金額は、


その手続きを行うために、どのくらいの作業が必要になるかによります。」



「戸籍謄本や必要な書類が、予め揃っているようでしたら、


そのご負担は要りませんし、私の方で全部集めるとなれば、


その分、ご負担頂くことになります。」



「もう少し詳細をお伺い出来れば、手続きの流れをご説明のうえ、


実費含めての【お見積り書】をご提示しますが…。」



「すみません…。


だいたいでいいので、どれくらいですか?」


「そうですねぇ…。


お手元の資料を拝見しませんと、これまた一口では難しいのですが、


私の事務所の平均としましては、だいたい7万円くらいでしょうか。」  



「ですよね。ですよね…。


私もそれ位だと思っていたんです…」


「ん??どうかなさいました?」



「いえ…、実は…。」


 




 


実は、このお電話の女性の方、


既に、ある司法書士事務所さんへ相続登記をご依頼されていました。



で、お電話を頂いた前日(金曜日)の夕方、


その司法書士事務所さんから連絡があったそうです。


「相続登記が終わった旨」&「ご請求の旨」の…。



そして、あさって(週明け月曜日)には、


「お支払いする予定」とのことでした…。





「請求された金額が思いのほか高くて、


それで、驚いてしまって…。」



「はぁ…。そうだったんですか…。


実は、数年前までは、“報酬基準”というのがありましてね。


“報酬”の大枠は決まっていたんです。」



「ただ、今は、“報酬”の金額については自由化されていますので、


それぞれの事務所さんで、決めた方はバラバラなんですよ…。」



「もちろん、その報酬基準に沿った“相場”というものはあるんですが、


自由化の結果、事務所によっては、倍以上違うなんてこともあり得ます。」



「でも、その司法書士さんへご相談なさったとき、


費用等のご説明は、ありませんでしたか?


『お見積り』とかのお話は、ありませんでしたか?」


 



「はい。ありませんでした…。


こちらから聞くのも、失礼かと思いまして…。





改めて詳細をお聞きしたところ、


「請求書の内訳は分からない…」とのことでしたが、


内容をお聞きする限り、特に法外な値段設定という訳ではないようでした。



そのことをお伝えしたところ、


お電話の女性は、少しだけ安心されていました。



しかしながら、例え、それが妥当な金額であったとしても、


この女性は、すでに多くの不信感を感じていらっしゃいました。



同じ司法書士として、とても残念です。



「全体の費用で、この位は必要になると思いますよ」


と予めご説明していれば…。




当たり前のことですが、


司法書士には、手続きの報酬(値段)について、


キチンと説明する義務があります。


 


もし、この女性から依頼を受けた司法書士さんが、


報酬についての説明を一切していなかったとすれば、


この司法書士さんには明らかな“落ち度”があります…。



ですから、ボクは、この司法書士さんをかばうつもりはありません。


 



ボクは、お電話の女性に、


「まずは、請求書の内訳をよくご覧になって下さい。


そのうえで、不明な点は何でもご質問なさって下さい。


ご安心下さい。


ご依頼なさった司法書士さんには、


その質問に答える責任がありますから…。」


とお伝えしましたが、なんとも、後味の良くない話しでした…。






 

ボクは、値札の貼っていないものは買えません。


値札の貼ってない洋服をレジに持って行く…


値段の分からないお寿司を注文する…


そんな勇気はありません。



そのかわり、もし値札が貼っていなければ、


「これ、いくらですか?」と聞く、勇気が必要になります。



なんとなく聞きづらい雰囲気…


なんとなく恥ずかしさを感じる状況…


あろうことか、明らかに不機嫌になる店員さん…


色々あります。



ただ、そのひと言を聞く勇気を選ばない限り、


その買い物は、ある意味、“バクチ”です。





お買い物をする。


手続きを依頼する。



値段が気にならない訳がありません。





繰り返しになりますが、


司法書士には値札を貼る義務があり、説明する責任もあります。



ただ、司法書士は、“100円ショップ”でも、


“一皿100円の回転ずし”でもありません。


残念ながら、値段は決まっていないのです。



ですから、もし、


値札が貼っていなければ…


値札の見方がよく分からなければ…



悩まずお聞きください。


決して、決して、失礼なんかではありませんから。




「これ、いくら??」


ご自身のためにも、納得するまでお聞きください。




キチンとした事務所さんには、


当然、キチンとご説明頂けますから!!


 


うん、絶対!!

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2010.09.13更新

「揉めちゃいました・・・。」

先日、ご相談にいらっしゃった方からご連絡を頂きました。



「来月あたり、田舎の家族と話をしてみるつもりですので、

“遺産相続”のことについて教えてもらっていいです?」


その後日のご報告でした・・・。



そうなんです。


相続による遺産分割協議なのですが、

みなさん、揉めないと思ってるんです。


実は、ボク自身も揉めないと思ってたりしてます。


「兄弟、とても仲が良いです!」

うんうん、うちもです(笑)


「大した財産はありません!」

うんうん、うちもです(笑)


ボクを含めた、大多数の方々が、そう思いながら、

でも、実際は、たくさんの方々が、揉めてて・・・。


もちろん、 

みんながみんな揉めるわけではありませんが。



そう、先日、遺産相続の件でご相談頂いた方、

数か月前にお父様が亡くなられたとのことでした。


お話を伺うと、お母様は、ずっと先に亡くなられたということで、

今回は、お父様の不動産の名義変更(相続登記)のご依頼でした。



その姉妹さん、本当に仲が良くって、

打ち合わせのため、事務所にご来所頂くのもいつも一緒。


ご両親がご健在の時も、ご家族の仲もとても良かったそうです。

お話をお伺いする、こちらの方が、ほのぼのするくらいでした。



そして、遺産分割等の手続きのご説明し、

「ご姉妹おふたりで遺産分割協議を行う必要がありますよ。」

ってお伝えしたところ、


「これが、ウワサの遺産分割ですかぁ?(笑)

みなさん、よく、揉めちゃうとか言いますよねぇ~」



「でも、私達が揉めたりなんかしたら、

死んだお父さんが悲しむよねぇ!」



「そうよね。せっかくお父さんが残してくれたのに、

それで揉めるなんて、それだけは嫌だよね!」って・・・。



あるべき姿だだなぁ~と思いました。




ボクの気持ちまでほんわかしました(笑)

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

2010.08.10更新

つい先日のこと、「相続登記について教えてもらっていいですか?」
というお問い合わせの電話がありました・・・。


手続きの内容について、簡単にご説明したところ、
「今から、事務所に伺ってもいいですか?」とのこと。


ご相談者さんは、年配の女性のようでしたが、

かなりお急ぎのご様子。


「あっ、えっ、今からですか?

(日程表を見ながら)え~と、構いませんが、

ただですね、お手元に資料がないと具体的なご説明は、

出来ないかも知れませんよぉ・・・。」

とお伝えしました。


あくまで、ボクの経験上の話ですが・・・、

特にお急ぎの方って、ご相談の場で全部解決することが出来ないと、

ご不満に思われたり、ご立腹される方がいらっしゃいます・・・。


確かに、せっかく直接お話するのですから、


その辺の本にでも書いてあるような情報をお伝えしたところで、

ご満足はして頂けないでしょう。


そんな一般的な話をしても、

「それで・・・、結局、どうすれば?」なんてことになりかねません。


それでは、お互いに残念・・・。


ただ、一方で、適当なことを口にするわけにはいきませんから、

何の資料もないと、ボクとしても具体的な説明のしようがないのです・・・。



ですので、電話を切る前に、

再度、必要な書類等のご説明を差し上げました。


そのうえで、

「お手元に何か書類があれば、是非、お持ち下さい。」と。


そのところ、

「分かりました。それでは、あるもの全部持っていきますね。」とのこと・・・。


それからお待ちすること、約30分余り、

「ちょっと、迷っちゃいましたぁ~」と苦笑いをされながら、

先程のお電話の方がいらっしゃいました。


お越しになったのは、年配の女性とそのお子さんのおふたり。


まずは、ご挨拶、

そして、お話をお聞くと、その年配の女性、

「数年前に主人が亡くなったんです。

主人名義の家を、この娘の名義に変更しようと思ったのですが・・・」

ということでした。


「そうですかぁ・・・。もちろんご協力しますよ。

それでは、お持ち頂いた書類を拝見できますか?」


お持ち頂いた書類は、ほぼ完ぺきでした・・・。

戸籍謄本、不動産の登記簿謄本、評価証明書が一式揃ってました。


詳しく拝見したところ、昔の戸籍が一部足りませんでしたが、

お話をするには十分でした。


ボクは、驚きのあまり、

「えっ、これ、ご自身で全部お揃えになったんですか?」とお聞きしました。


「そうなんです・・・。

実は、誰に頼んだらいいのか分からなくて、

色々なところで聞きながら、色々なところへ行って揃えました。

区役所、法務局、都税事務所、色々と行きました・・・。」


「ただ、区役所に行けば、法務局に行けって言われるし、

法務局に行けば、『都税事務所に行って書類を取って来い』と言われるし、

そして書類を取って、また法務局に行ったら、

今度は、書類が足りないから、また区役所に行けって・・・。

私は、足が悪いもんで、大変でした・・・。」



あらら・・・
まさしく、たらい回し・・・。


ただ、これには、仕方がない点もあります。


書類を揃えるためには、その取得先が異なるからです。


戸籍謄本は、区役所

不動産の登記簿謄本は、法務局

固定資産の評価証明書は、都税事務所


合同庁舎とかで、全部一つの建物に入っていれば、良いのですが、

ボクの事務所がある東京の板橋区ではそうではありません・・・。


ですので、必要な書類を全部揃えようと思うと、

必然的にそれぞれの場所に出向く必要があるのです。

実際、ボクも、書類を揃えるために、グルグル回ってます(笑)


ただ、その方は、こうもおっしゃいました。


「最終的には、『司法書士さんに頼んだら?』って言われました。

ただ、司法書士さんって言われても、誰も知りません。

私はもうこの歳ですから、この先長くはありません。

ですから、急いで手続きを済ませて、

早く、安心したかったのです・・・。」



「昔は、違った!」なんて話も聞きますが、今は、どこの役所も親切です。

相談コーナーがあったりしますし、聞けば色々と教えてくれます。

色々な事務所さんだって、電話でもすれば、色々と教えてくれるはずです。

情報を集めるだけなら、それほどの労力は要らないかも知れません。


ただ、総合的・複合的な判断をしてくれるかは別です。

責任をとってくれるのかも別の話です。


そうなると、やはり・・・、

自分自身で、信頼できる専門家を探すしかないってことになってしまいます。


ただ、これこそが、とっても難しいことですよね。



『信頼出来る人を探す』って、

そんな簡単な話ではありませんものね・・・。



今回のご相談者さん、お聞きすると、結構ご近所の方でした。

そして、色々と調べてボクの事務所にご連絡頂いたそうです。


「早く出会えていれば・・・」のお言葉に対して、

ボク自身、最初からご協力出来ていれば、

悪い足でわざわざ歩き回る必要はなかったのに・・・。

手続きも早く進められたのに・・・。

と思いながら、何だかとても切ない気持ちになりました。



ボクは、今現在、ご依頼頂いているご依頼者さんのために、

頑張っているつもりです。


それは、当たり前のことです。

ボクには、その責任があります。


ただ、ふと、考えてしまいます。


ボクは、一体、何を考えながら、この仕事をやっているんだろう・・・。

そして、これから、どう考えながら、この仕事をしていくんだろう・・・。



ご依頼して頂くことで始まる、依頼者さんとの関係


ボクは、その依頼を受けることでしか、ご協力することは出来ません。

ご依頼して頂かない限り、何の役にも立てません。


他にも、専門家さんはたくさんいます。

司法書士さんもたくさんいらっしゃいます。


ボクが、余計なことを考える必要はないのかも知れません。




ただ・・・。
 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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