事務所ブログ

2009.12.23更新

今、ボクは、ただの司法書士です。

それまでは、いわゆるただのフリーターでした・・・。


30歳を少し過ぎ、初めての就職先は、司法書士事務所でしたが、

就職することなんて考えてもいませんでした。



それまで、ボクは、ずっとお芝居をしていました。

地方の学校を出て、芝居をするために東京に出てきました。


舞台役者さんになりたかったのです。

なので、上京後、ある劇団に入りました。



金はないけど、夢、いっぱい!

心の底から、そう思っていました。


まるで、絵にかいたような貧乏生活をしていましたが、

非常に充実感を感じていました。

ボクは、そんな生活を気に入ってました。

「いつ死んでも、オレは満足だ!」とすら思ってました。

でも、それはもう最高に貧乏でした。



もちろん、貧乏の原因は自分自身ですので、

誰にも迷惑をかけることはできず、

アルバイトは一生懸命やっていました。


「いつ死んでもいい!」くらいなのですから、

少々、寝れないくらいは平気でした。

それは、ボクを含め、まわりの劇団員も同じだったと思います。



が・・・、

そんな生活を10年くらい続けながら、

次第に、ボクの考え方は変わっていきました。


芝居をやっていること、

ただ単に、芝居を続けていることだけでは、満足できなくなってきました。


だんだんとイラ立ちを感じるようになってきました。

いつまでもクスぶっているイラ立ち

いつまでも食べていけないイラ立ち

努力、それだけでは評価されない(売れない)イラ立ち



そんなイラ立ち

それが、自分の限界なんだと感じました。

夢、いっぱい!の限界でした。

「このまま死ねるか!」と思うようになりました。



そして、

『努力=結果』という、単純な世界に逃げることにしました。

アルバイトをしながら、司法書士の試験を受けることにしたのです。


ボクは、もともと頭が良くないので、勉強には苦労しましたが、

試験には、『点数=合格』という、非常に明確なモノサシがありました。


そのモノサシでは、『努力=合格』でした。



そんなこんなで、ボクは、今、司法書士をやっています。



先日、ある方から、

「ここ最近、不景気だから、
債務整理する人って多いでしょう?

儲かっていいですねぇ~!?」


・・・と言われました。



ご本人は、もちろん冗談半分でおっしゃったのでしょう。

ボクも、愛想笑いでごまかしました。



ただ、その言葉は、今でもボクの頭を離れません。


ボクは、その言葉を思い出す度に、イラ立ちます。

そして、とても情けなくなります。



過払いバブル、脱税、テレビCM、電車広告・・・。


様々な形で、過払い金、債務整理という言葉が認知されていく中、

残念ながら、その債務整理業務を通して

実際に問題を起こした弁護士・司法書士はたくさんいます。


ボクのまわりの弁護士・司法書士でも、

『債務整理業務=儲け主義』と考えている方は少なくありません。

『債務整理なんか、バカでもできる!』とホザいてる方もいます。



ボクが、役者として挫折をしたのは事実です。


貧乏生活にウンザリしていたのも事実です。


そして、ボクが、この債務整理に
よって、

ご依頼者の方々から報酬をいただいているのも紛れもない事実です。



ただ、

ボクは、そんな中途半端な思いで、この仕事をやっている訳ではありません。



『債務整理
=儲け主義』

そんな考え方、

とっても重要なもの、

そして、一番大切なものが、

どこかに置き去りになってやいませんか?


ご不安を抱えるご依頼者のお気持ちが・・・。

 

投稿者: ナチュラル司法書士事務所

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